プロフェッショナル 仕事の流儀

NHKで今日からスタートした「プロフェッショナル 仕事の流儀」、なかなかおもしろかったですねぇ〜。
「信じる力が人を動かす」というコンセプトで、破綻しかけているさまざまなリゾートホテルの再生に尽力している星野氏の「働く人たちのモチベーションを最大限に上げ、生かしたい」という考え方には、共感しました。

ホテルは基本的に人を相手にする仕事ですから、そこで働く人たちが経営陣から大切に扱ってもられなかったら、やはり接客ひとつも気づかないうちに雑になっているかも知れません。
そして、経費節減やムダのない接客、マニュアルに従うだけの、経営側に都合のいいトップダウンの指示ばかり受けていたら、楽しく働くコトもできないでしょう。
働く人に落ち着きがなく、笑顔の裏に疲れが見え隠れする接客を繰り返していたら、知らないうちにどんどん客離れを起こしてしまうんですね。

「既存の社員を最大の財産と考える」

リストラでしか企業再建を考えられない多くの企業とは、まったく正反対の考え方です。
そんな考え方をする企業がどんどん増えてくれたら、日本はもっともっと元気になってくると思うんですけどねぇ〜。
上から言われたコトを守ってリストラにビクビクながら小さくまとまるよりも、経営者に信頼されていろんなアイディアを出し合える環境の方が、ずっとずっと素晴らしいですから。