とりあえず、さようなら

ちょっと思うところがあって、はてなダイアリーからさよならすることにしました。
ここで雑記を書き始めて、かなりの年月が過ぎたんですけど、その中で自分というモノをどんどん「特定」しちゃったんですね。
なんか「いい人」っぽく演じているような、もっと毒があることも書きたいのに、丁寧語でやんわり表現することに努力したり。
ストレスを発散させるために利用したかったんですけど、逆に「こんな書き方はまずいかなぁ〜」とか、表現の仕方にストレスをため込むことも多くなってきました。
自意識が過剰になってしまったんでしょう。


いろんな人たちとここで出会えて、本当に感謝しています。
特に中越沖地震のときには、本当に励まされました。
ありがとうございます。


実は今、別のスペースで日記を書き始めています。
近い内にぼくのサイトからリンクを貼りますので、よかったら覗いてみてください。
ちょっと投げやりな表現もしてみたいと思っています。

レンタル先行のDVD

miyajimac2008-05-21

予約していた「ALWAYS 続・三丁目の夕日」豪華版DVDが、amazonから届きました。
写真は、特典として付いてきた付録です。(たぶん一生未開封かも)
昨年、劇場で鑑賞したので、その内容はわかっているものの、今から泣く準備をしています。
前作もそうでしたが、結果がわかっているからこそ、泣ける涙もあるんですね。


それにしても腑に落ちないのが、販売用のDVDが今日(5月21日)発売で、レンタル用が5月17日にスタートしていたということ。
近所のTSUTAYAにズラーっと並んでいて、ビックリしちゃいました。(すべて貸し出されていましたけどね)
なんで販売用よりもレンタルが先なんだ?
5,400円(amazonは定価の25%引き)も払って予約したのに、400円くらいでレンタルした人の方が先に観られるなんて、ちょっとやだなぁ〜。
せめて同時だったらまだいいけど。


ま、メーカーとすれば、それだけレンタル業界の需要が大きいということですね。

名前の誤読

レストランなどでは混雑時、名前と人数を書くためのノートが置いてありますよね。
スタッフの人がすぐに読めるようカタカナで書くのが常識なんですが、自分の名前が誰にでも読めると思っている人たちにとっては、そんな常識は関係ないようです。


先日も中華料理店で待っているとき、スタッフの若い男性が、
「3名でお待ちのマガイ様、お待たせいたしました」
って、何度も呼びかけたんです。
でもね、誰も名乗りで出ないんですよ。
しばらくして、
「もしかしたら私達かしら? シンガイですけど」
って、おばさんトリオが名乗りを挙げました。


そう、おばさんの名前は「真貝」さん。
まさに心外だったようです。
「ワカイさんって聞こえたから」
と、一応言い訳していましたけど、となりで待っていた男性に、
「名前はカタカナで書かないとダメだよ」
そう注意されて、頭を下げていました。


「マガイ」以外の読み方を模索しなかったスタッフも、ちょっとどうかなぁ〜って思いますけどね。


名前と言えば、知り合いに「吉川」さんという方がいて、みんなが「キチカワ」さんって読んでいるんです。
ご本人は気にしていないようなんですけど、正確には「キッカワ」が正しいと教えてくれました。
さらに東京に行くと「ヨシカワ」さんと呼ばれるらしい。
ご本人はいちいち説明するのが面倒だから、なんと呼ばれようが「はいはい」と返事しているんですって。
自分さえ確かなら、呼び方なんてどうでもいい。今は開き直っているみたいです。

映画『最高の人生の見つけ方』

話題の映画『最高の人生の見つけ方』を観てきました。
末期ガンで余命半年、共通の運命を宣告されたふたりの男が、本当に大切なものを見つけながら旅をするヒューマンドラマです。


「生と死」「家族愛」「自分の人生に対する疑問」「他人の人生に対する理解」そして「友情」………たくさんのテーマが、ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマンというふたりの名優によって、とてもテンポよく描かれて行きます。
セリフの掛け合いにも無駄がなく、本当にあっという間の1時間30分でした。
できることならもっとおふたりに長生きしてもらって、もう30分くらい生きることの素晴らしさ、死に対する思いを教えて欲しかったくらいです。


一緒に鑑賞した女房は、結構泣いていましたね。
主演のふたりより、実業家(ジャック・ニコルソン)の秘書を演じたショーン・ヘイズの名脇役ぶりに、至って感動していました。


監督は『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー
スタンド・バイ・ミー』がかもし出す「間」に、少なからずも心が動かされたという人には、ぜひ観て欲しい作品です。
主人公たちの生き方への賛否は、観る人の年齢によって様々だと思いますが、それはそれでいいんじゃないかと思います。


ところでこの映画、タイトルが説明っぽくて、今ひとつでしたね。
原題の『THE BUCKET LIST(棺桶リスト)』をそのまま使って、『最高のバケット・リスト』とでもしておいた方が、よかったような気もします。
でもバケットだとバケツになっちゃうから、ちょっと抵抗があったのかも。

信じられない急逝

先月27日、不慮の事故で女房方の甥が急逝しました。
まだ27歳。本当に信じられなかったですね。
人の命はこんなにも簡単に壊れてしまうのか、………若い人が亡くなるたびにそう感じてしまいます。


通夜振る舞いの時、残された姪が
「おにいちゃんにも飲んでもらわなくちゃ」
って言いながら、お酒を注いだグラスを式場の棺に持って行く姿を見たときには、ちょっとグッときました。
本当に仲がよい兄妹でしたね。
近々姪も一緒に、飲みに誘おうと思っていたのに…………、今となっては悔やまれてなりません。


義兄も義姉も気丈に弔問客をもてなしていましたが、時折見せる涙は、本当にせつない。
思わず自分だったらどうするだろう、って考えてしまいました。


長男が高校を卒業するとき、担任の先生が最後にこう言ったそうです。
「とにかくみんな、死ぬな」
今はその言葉を、心から実感しています。

自分勝手な「硫化水素自殺」

全国で相次いでいる「硫化水素自殺」。
「市販の洗剤を調合するだけ楽に死ねる」のが、多くの自殺願望者から支持を得ているみたいです。
生きるのが辛いから、せめて死ぬときくらいは自分の意志で、苦しまないで逝きたい、という気持ちもわかります。
でも、本当に問題なのは、発生した猛毒ガスが流出して巻き添えになってしまった人たち。
楽して死にたいと思っている自分勝手な自殺志願者が、危険を促す紙を出入り口付近に貼ったり、部屋を厳重に閉め切って、せめて迷惑がかからないようにと考慮しても、結局拡散する猛毒ガスには、あまり効果がないみたいです。
結局、多くの周辺住民が避難を強いらてしまう。


どうせ自殺するなら、いっそのこと他人の役に立つ死に方をしろ。
角膜や臓器を提供する意志表示してから死ぬとか、もっと頭を使って死ね。
覇気のない人生だったら、最後くらい人のマネをしないで、オリジナルな死に方を考えろ。
と、言いたくなってしまいます。
このままだと臓器提供を前提とした「自殺支援センター」ができたりして。


夢も希望もある人たちが自殺者の巻き添えになって亡くなったり、重体になったりするのを聞くたびに、自殺志願者が死に至ったざまざまな葛藤さえ、ただのわがままに思えてしまいます。
残された遺族のことを考えると、なおさらです。
自殺は人生における最大の甘え。


かくゆうぼくも、メタボリックを心配していながらも酒はやめないし、間食が好き。その上運動もしないから、ある意味「自殺」に向かって甘えが全開しています。
偉そうなこと、言えませんね。

光市母子殺害事件と安田被告

つい先日、元少年の被告に死刑判決がくだされた、山口県光市の母子殺害事件。
その筆頭弁護士としてご活躍の安田好弘弁護士が、自らも有罪判決を受けたみたいで、思わず苦笑してしまいました。
不動産会社の社長に資産隠しを指南したとして、罪状は「強制執行妨害罪」。
報道する記事には弁護士ではなく、「安田被告」と紹介されており、タイミングがすごくコミカルです。


ぼくは以前から、「人権派」と呼ばれている弁護士や政治家にあまりよい印象を持っていません。
弱者を救うと言いながら、いちばんの弱者である被害者や、その親族を逆撫でしたり、なんだか自分勝手の理論で自己満足しているような気がするんです。
光市の事件にしても、あのような絵空事がまかり通ると思っていたんですから、まさに自己満足、自己陶酔です。


死刑廃止論は別の問題として、安田被告を中心に組まれたあの弁護士連中、どこかしら新興宗教の信者のように見えて、ちょっと怖いですね。
人権派」もある意味大切ですが、事実を歪曲させてしまっては、元も子もない。
上告せず、自分たちがやった行動を、冷静に振り替えって欲しかったです。
とくに安田被告には。