ブログ炎上

不適切な言動や誤った認識を不用意に書いてしまったブログ。
それに対して批判が集中することを「炎上」って言うらしいです。

自らが法を犯した「武勇伝」を自慢げに書いたり、殺人犯などを祭り上げたり、明らかに常識を逸脱しているブログに、真剣に抗議のコメントを寄せる正義感の強い人がとても多いなんて…………。
素晴らしいですね。
そして、みんなで叩いたり炎上させて、そのサイトが謝罪、もしくは閉鎖するまで執拗に責めまくる。
素晴らしい、かなぁ？
これでは間違えたことを指摘するのではなく、単に非難して潰すことだけが目的になってしまいます。

確かに稚拙で、誰が見てもおかしいと思えるブログもたくさん氾濫しています。
でも、それぞれが書き手の個性であり、思想であり、そして知性であるわけです。
ですから、第三者が介入できるのは「指摘」や「指導」であって、決して「批判」や「非難」ではないと思っています。
こういう考え方もあるんだなぁ〜、とか、無知な自分を偉そうに晒しているなんてかわいそうだなぁ〜、とか、…………そんな風に十人十色のいろいろな色に触れて、自分の価値観を定めるのも、またおもしろいと思うんですけどねぇ。
それに、ブログのすべてがフィクションとは限らないんですから…………。

ぼくのブログも炎上するくらい、考え方の異なるたくさんの方々が見に来てくれたらいいんですけどね。