まさかこの歳になって……

高校生と中学生、そしてぼく。
我が家の男どもはみんなトランクスを愛用しています。
自分のパンツの柄はそこそこ記憶しているのですが、ちょっぴりパニックになっているのが、女房。
洗濯物を整理しながら、「このパンツはだれのだったっけ?」って、時々自分の記憶障害に戸惑っております。
そこで彼女は、ある愚行を考案いたしました。


子どもたちはきっと嫌がるだろうから………と、あろうことかぼくのパンツに、ぼくのパンツだけに、油性のマジックインキで、名前を書き始めたのです。
ローマ字で、でっかい文字で、一目でわかるように、くっきりと、一所懸命名前を書いておりましたよ。
まさに愚行です。
まさかこの歳になって、パンツに名前を書かれようとは。


洗濯物の整理がスムーズに行くのなら、女房のためだと割り切ることもできますが、でも、やっぱりちょっと変な気分ですね。