裏切りながら安心させる

今夜の「プロフェッショナル」は、フリーの漫画編集者(兼原作者)として数々のヒット作を生み出している長崎尚志氏が主役でした。
浦沢直樹氏の「20世紀少年」や「プルートウ」などの単行本で、長崎氏の名前はよく目にしていましたから、今回のプログラムは久しぶりにワクワクしましたね。


漫画家に決して妥協しない、編集者としての強い志し、そして多くの読者に対する愛の強さ、プロとしてのプライドをヒシヒシと感じました。


数々のメッセージの中で、もっとも心に届いたのは、
「裏切りながら安心させる」
という長崎氏の言葉。
なるほど、「20世紀少年」では、確かにそれがありました。


「裏切りながら安心させる」
きっとこうなるだろうな………っていう誰もが考えるであろう思いを裏切りながら、いい方向へ持って行って安心させる。
ついついマンネリになりがちな仕事や夫婦間でも、これは必要ですよね。
うん、いい言葉をいただきました。