ALWAYS 続・三丁目の夕日

miyajimac2007-11-12

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見てきました。
平日だというのに、劇場にはたくさんの中高年の皆さん(ぼくもそのひとりですけど)が鑑賞に訪れていて、ちょっとビックリしましたね。
なんとなく「シニアデー」のような、不思議な空間でしたよ。


さて、映画の方は、前作に比べるとテンポがゆったりしていて、同時進行する3つの世代、それぞれの「恋」を、見た人がそれぞれの「思い」を絡めながら楽しめる演出でした。
複数の「懐古的なもの」が際だっていた前作よりも、ひとつの作品としての完成度は高くなったと思います。


前作で話題になったオープニングも、今回はどう超えられるか楽しみにしていたんですけど、ど肝を抜く作り方にもう圧倒されましたね。
オープニングだけでひとつの短編が作れそうな、そんな濃い仕上がりでした。
ぜひご自身の目で、劇場のワイドスクリーンでご覧いただきたいです。


ところで、劇場のショップで、パンフレットと情景フィギュアを買ったんですけど、そのフィギュアのひとつが、なんとシークレットの「総合電波塔建設中」でした。
本当はネタバレになるので、紹介するのはいけないと思ったんですが、うれしくて載せてしまいました。


映画「ALWAYS」は、今回の続編でもう終わりということですが、原作のマンガはまだまだ現役。
西岸良平氏ががんばれる限り、昭和30年代の純粋な人たちを、たくさん描いてほしいです。