危険を回避できた女房の実家

miyajimac2007-10-01

新潟県中越沖地震の際、隣接する家屋が倒壊してしまい、危険にさらされていた女房の実家。
以前この日記(http://d.hatena.ne.jp/miyajimac/20070823)にも書かせていただきましたけど、ようやく瓦礫が撤去され、現場が更地になりました。


解体作業と撤去について、震災発生から約二ヵ月間以上が過ぎても、隣家の対応には全然誠意がなかったのに、なぜか突然、9月下旬から約10日間余りで撤去作業がきれいに完了しました。


その理由は、どうやら「同情」にあったようです。
実家前の道路は結構クルマの往来が激しいので、建物の悲惨な状況を見た多くの人たちが、市役所に
「なんとかしてやれないのか、見ていて非常に痛々しい」
そんな連絡をしてくれたみたいです。
重ねて町内の人たちからも同情の声がいくつか届いたみたいで、行政の力で撤去作業が実現したようです。


今まで義父や義兄がいくら市役所にお願いしても、隣家の許可がなければ撤去できないと突き放されて来たのに、やはり大衆の力は強いものです。
未だ隣家の住民からはなにひとつ連絡はないということですが、心配していた危険を回避できて、本当によかったですよ。