21世紀少年・下巻

8年間に渡ってワクワクさせてくれた「20世紀少年」の最終巻・「21世紀少年・下」。
一気に読みました。
まずは浦沢直樹氏と、長崎尚志氏を初めとするスタッフの皆さんに、心から感謝します。
そして、お疲れさまでした。


あれだけの伏線と、広げすぎたストーリーを、一体どんな風にまとめるのか、楽しみでもあり不安でもあったんですが、やはりヴァーチャル・アトラクションがすべてを解決してくれましたね。
いろいろ賛否両論もあるようですが、ぼくとしては、(四捨五入で)「納得」のいく終わり方だったと思っています。
ともだちの正体が、ちょっと強引だったことを除けば、本当にうまくまとめました。
最後の最後で、みんなが「いいもの」になったような気にさせられたのも、浦沢マジックでしょう。


もう一度1巻から読んでみます。
アラを探すわけではないんですよ。
若かった頃の、テロリストと呼ばれていた頃のケンヂが、急に懐かしくなっちゃったんです。