情熱大陸・タテタカコ

「情熱大陸・痛いほど刺さる歌…タテタカコ」を見ました。
以前この日記で、タテさんとの偶然の出会い、飾らない印象について書かせていただきましたけど、テレビの映像として見た彼女も、やはりあの時とまったく同じ、自分らしく、自分の言葉を持って生きているステキな女性でした。

番組の中で、
「何かから逃げようとして学校に行けなかった」
という、高校生の頃のエピソードを告白していました。
スタッフが原因を訊ねても、決して言おうとはせず、
「逃げられましたか？」と訊かれても、
「逃げられなかった」と正直に言う。
そのマイナスの感情を今もどこかに持ち続けていることが、彼女の歌の世界を深めているのかも知れません。

番組を見た後、先日買ったアルバムを聴きました。
静寂の中、力強く届く言葉たち…………、自分らしく生きることが普通にしあわせであることを、改めて感じました。

それにしても………、番組を見る前にタテさんに出会えてよかった。
見た後だったら、「有名人」というイメージが先行して、純粋に彼女のことを好きになれなかったでしょうからね。