マニアの（哀しい）叫び

昨年の12月、ぼくの元に一通のメールが届いたんです。
それはある番組制作会社からで、今年の1月からスタートするテレビ東京の新番組への「出演依頼（みたいなもの）」だったんですよ。
ぼくのWebサイトの「ステキな看板」を見て、そのマニアックなコレクションを、実際の収集過程も含めて紹介したいというものでしてね、これは滅多にないビッグなお話ですので、喜びいっぱいで電話番号等を返信いたしました。
すると早速スタッフの方からお電話をいただき、新番組のタイトルは「マニアの叫び」で、進行はブラザートムとほしのあきということを教えていただき、ああ、なんて素晴らしいんでしょう………、壮大な夢が目の前に広がりましたねぇ〜。

ところが今年に入って間もなく、「今回は出演はしていただなくてもよくなりました」ので、ミニコーナーでいくつか収集した面白い看板を紹介したい、というご連絡をいただいたんです。
ああ、ほしのあきに会えるチャンスは見事に散りました。

とりあえず看板のバックナンバーからスタッフさんのお気に入りと、ぼくの自薦を含めて10数枚の画像を送信したんです。
そして、
「確かに受け取りました。ありがとうございました」
というメールを最後に、スタッフさんからの連絡は、見事に途絶えてしまったのでございます。

でも………、いつか放送されるだろう。
放送されたら、その内容をビデオかDVDにして送ってほしいとお願いしてあるから、いつか届くに違いない。
絶対届くに違いない。
そう思いながら、「マニアの叫び」のWebサイトを探していましたら、公式サイトは見つからず、Wikipediaにこんな一文が載っておりましてね、ぼくのハートはヨレヨレです。

「マニアの叫び（マニアのさけび）は、2007年1月12日から同年3月30日まで毎週金曜 25:00〜25:30にテレビ東京で放送される（た）マニア系のバラエティ番組」

つまり、番組はすでに終わっていたんですねぇ〜。
ああ、ホント、いい夢をたくさん見させていただきました。