偶然出会ったタテタカコさん

今日、仕事の関係で、あまり大きくないホールで催されたピアノ教室の発表会に出かけて来たんです。
プログラムの最後に、見た目がとても地味な女性が登場して、ピアノの弾き語りで何曲か歌ったんですよ。
で、プログラムを見たら、「タテタカコ・ミニライブ」と記されていたのですが、なぜピアノ発表会のフィナーレにミニライブがあるのか、そもそもタテタカコさんて誰なのか、ちょっとした疑問符が頭の中に浮かびました。
タテタカコさん、きっとピアノ教室の先生の知り合いか友だちじゃないかと思うのですが、とにかく情感がこめられたその歌声は素晴らしく、まるでプロみたいでした。
でも、その服装はあまりにもカジュアルすぎて、なんとなく地味で、スタッフの裏方の手伝いをすすんでやったり、どうみてもゲストには見えない。


で、自宅に帰ってから「タテタカコ」で検索してみたら…………、ちゃんと公式サイト(http://tate.navelfactory.jp/)もあって、ウィキペディアにも載っているシンガーソングライターだったんですねぇ〜。VAPに所属している(http://www.vap.co.jp/tate/)立派なプロでした。
あの柳楽優弥が主演して話題になった映画「誰も知らない」にも出演し、挿入歌まで歌っていたというのですから、ちょっとビックリしました。


ああ、全然知らなかったとは言え、タテタカコさんにパイプ椅子を片づけさせてしまったぼくが、なんとなく恥ずかしいような、変な気持ちです。


偶然耳にして、ひとことふたこと声を交わしただけなのですが、なんとなく気になるタテタカコさん。
ミーハーっぽくてなんなんですが、3月20日に発売されるアルバム、買っちゃおうかなぁ〜。