華麗なる一族

この新年からスタートした数々の連続ドラマ。
昨秋の新番組には結構おもしろそうな作品がたくさんあったんですけど、今回のクールには、「見たい」という魅力を感じるドラマがあまりなかったです。
それでも期待していたのは二作品。
フジテレビの『東京タワー』とTBSの『華麗なる一族』です。
どちらもしっかりした原作を持っている作品ですので、十分楽しめるはず。


『東京タワー』は…………、速水もこみちの人気が頼りとしか思えないキャスティングに、途中で見るのをやめちゃいました。
18年前のあの時代に、あんなに背が高い少年がそんなにいるわけがない。そんな違和感もありましたし、なによりももこみちくんがカッコよすぎです。


そして昨日の『華麗なる一族』、まるで映画のように臨場感のあるロングショットが多く、セットやキャスティングの素晴らしさも映画並み。
とてもおもしろかったですね。
主役の木村拓也は、これといって役作りをしていない、普段通りの彼にしか見えないのに、とても自然な演技で、ちゃんと配役に適している、う〜んさすがです。
でも、一族にわだかまりを持たせるキッカケがキッカケですから、やはり日曜9時という時間帯はいかがなものでしょう。
やはりTBSの看板ドラマなら、金曜10時がふさわしいと感じましたね。