子どもの目が大人を正しく導きます

今日はお正月休み最後の日。
甥っ子・姪っ子を連れて、日本三大薬湯と呼ばれている十日町市・松之山温泉に行って来ました。
「ナステビュー湯の山」という日帰り温泉なんですけど、ぼくが一番好きな施設なんです。


不謹慎ながら正直に言わせていただきますが、入浴した後はやっぱりビールなんですよね。
それが生であろうが発泡酒であろうが、とにかく喉を潤す瞬間がうれしいんです。
今までも、中ジョッキ一杯くらいなら……食事の後もう一度温泉に浸かればアルコールも抜けるだろう、って、軽い気持ちで飲んでいたんですよ。
でも、昨年から飲酒運転に対する様々な問題が取り上げられ、規制も厳しくなってきましたし、それ以上に、「飲酒運転はとてもよくないことだ」という意識が、小さい子どもたちにまで広がりました。
そのお陰で、今日も一杯だけ飲もうと思ったら、
「おじさん、ビールを飲むのはダメだよ。運転するんでしょ」
って、甥っ子と姪っ子から厳しいお言葉をいただきましたよ。
で、結局ノンアルコールビールです。


ピュアな子どもにそう言われてしまうと、例え運転する前に何十回温泉に浸かろうが、やはりアルコールを口にすることはできません。
きっと大人同士だったら、馴れ合いで飲んでいたかも知れませんけどね。
どんな時にも子どもの目が中心になれば、そして子どもの存在を気にしていたら、赤信号で渡ったり、安易にポイ捨てをすることもなく、大人として「普通に正しいこと」を示せるんでしょう。
ふとそんなことを考えてしまいました。