帽子をかぶって運転する人

帽子をかぶってクルマの運転をしている人って、結構いますよね。
宅配業者やタクシードライバーなど、仕事柄帽子をかぶっている人は別として、なんで車内で帽子をかぶらなきゃいけないのか、なんとなくよくわかりませんでした。
ぼくの統計からいくと、帽子をかぶって運転している人たちの多くは、
●おばさん
●若い男性
のふたつに別れます。


前者のおばさんは、車内で帽子をかぶるくらい保身的なのか、それとも脱ぐのを忘れるくらいおっとりしているのか、なかなか慎重で、渋い運転をしてくれます。
つまりトロトロ遅いんですよね。40キロ制限の道でも30キロくらいで平気で走る。常識的な見解からすると、違った意味で「スピード違反」です。
そして、後者の若い男性は、帽子をかぶるコトで「変身」したような気分になるのか、なかなかスリリングな運転をしてくれます。
でもこれは、あくまでもぼくの個人的な統計ですので、確たる根拠はございません。
それにしても、なんで帽子をかぶって運転しなくてはいけないのか………、かぶらない方が頭がスッキリしていいような気もするんですけど………。
帽子をかぶって運転するそもそもの理由は、もしかしたら「ハゲ隠し」という名の「おしゃれ」かも知れませんですね。


ところが…………あろうことか、このぼくもついに今日、不覚にも帽子をかぶって運転してしまいました。
理由は、朝寝坊です。
髪の寝癖を直す時間がなかったので、ついつい帽子をかぶって、職場に着くまでのわずかな時間、にわか矯正を試みたというワケです。
「帽子をかぶって運転する理由」って、案外そんなものかも知れませんね。