抵抗力を養う家

ノロウィルスの流行で、日本人の細菌に対する抵抗力の弱さが取り立たされています。
このことはずいぶん前から言われていましたが、快適で必要以上に衛生的な高気密・高断熱住宅や、充実した除菌グッズのお陰で、日本人の体はどんどん弱くなっているようです。
アトピーやアレルギーに悩んでいる子どもたちの増加も、守られすぎた住環境がその原因の一端を担っているみたいですし。


そう考えると………、我が家は昔ながらの「低気密・低断熱住宅」ですから、すき間だらけ。細菌も入り放題です。
多少の埃があろうがそんなに気にしない。
トイレも廊下も、浴室の脱衣所も冬寒くて夏暖かい。
でも、風邪をひいてもすぐ治る。
流行りのウイルスに悩まされたことは滅多にない。


そんなおんぼろ屋敷で育った子どもたち、不憫ですけど、かなり抵抗力を養っているんだと思いますね。
やはり昔ながらの日本の家はいいものですな。
すき間だらけの木の家こそが、強い人間を育てるのです。
な〜んて、かなり負け惜しみっぽいですけどね。