『ナルキッソス』

とにかくかっこいい。
耳の奥でモワモワしていたいろんなモノたちが、一気に飛び出してしまったようです。

サディスティック・ミカ・バンド、17年ぶりのオリジナルアルバム『ナルキッソス』を、今さらですが、買いました。
ミカがいないのにミカとは、ミカに失礼だと思っていたら、正式のバンド名は『Sadistic Mikaela Band』（サディスティック・ミカエラ・バンド）でした。
木村カエラをメインボーカルに迎えた、奇跡の復活。
ベースが後藤次利ではなく、小原礼というところがうれしかったですね。
でも、キーボードの今井裕が参加しなかったのが残念です。

それにしてもかっこいい。
日本語ロックの元祖は「はっぴぃえんど」ではなく、やはりサディスティック・ミカ・バンドだったと、改めて実感しました。

そうだ、久しぶりに『黒船』のLPレコードを引っ張り出して、加藤ミカ（当時の加藤和彦の奥さん）がキンキン歌っていた「タイムマシンにおねがい」を聴いてみよう………。
でも、やっぱりカエラの方がうまいと思います。