夢で逢えたら

MOONLIGHT ISLAND1976年、吉田美奈子が歌って以来、たくさんのボーカリストにカバーされて来た名曲『夢で逢えたら』。
今でもお風呂に入っているとき、ときどき口ずさむんでしまうくらい好きな曲なんですよ。


先日TSUTAYAで、レンタルCDを目的もなくぼんやり眺めていたら、桑名晴子のカバー・アルバム『Moonlight Island』の再発盤を見つけたんです。
桑名晴子の声は、つい最近買ったサディスティックスのCDでも耳にしたばかりでした。
懐かしさも手伝って手に取ってみたのですが、『あの頃のまま』(ブレッド&バター)や『ムーンライト・サーファー』(石川セリ)、『DOWN TOWN』(シュガー・ベイブ)などと一緒に、『夢で逢えたら』も収録されていたんです。
思わず借りて参りました。


う〜ん、今まで聴いた『夢で逢えたら』の中で、いちばんいいかも知れない。
ただ、曲の途中で流れる色っぽいセリフが入っていなかったのがちょっと残念ですが、それがない分、かえってストレートに「歌」が届いてくるのかも知れませんね。


桑名晴子の『夢で逢えたら』に出会えたのをキッカケに、改めてこの曲について調べてみたら、データベースともいえるWebサイトがありました。
http://www2g.biglobe.ne.jp/~otokichi/niagara/dreams/dreams.html
なんとこのサイト、大瀧詠一師匠の公式サイトから「非公認である」と正式に公認されたという、なんとも素晴らしいサイトです。

それにしても『夢で逢えたら』がこんなにたくさんの人からカバーされていたなんて、改めて驚きました。
日本で一番カバーされている曲、という、一見ガセネタみたいな情報も、本当かも知れませんね。


あとは大瀧師匠自らの声で、一度でいいからセルフ・カバーをしていただきたいものです。