文化功労者に思う雑感

映画俳優の高倉健さんや建築家の黒川紀章さんなど、15名の方々が今年の『文化功労者』に選ばれました。
健さんの喜びの声を伝える新聞記事を読んでいましたら、『文化功労者』には年額350万円の年金が支給されるらしいですね。

15人だと5250万円。
1951年から始まったこの制度、………今まで何人の方々この年金を毎年支給されたのか、よくわかりませんけど、かなりの金額になるかと思います。

う〜ん、単純にうらやましいですねぇ〜。
ぼくには縁のない制度ですけど、この制度にいったいどんな必要性があるのか、その辺がしっくりこないんですよねぇ〜。
文化勲章のような『名誉』とは違う、日本国からのとってもステキな『ご褒美』…………。

ある程度の地位と実績で、今後の生活に不安がない(だろう)方々に年額350万円の年金が支給され、明日の生活さえままならないお年寄りには医療費負担や税の課金………。

なんかスッキリしない制度です。
負け惜しみのようでせつないんですけど、この制度が何を目指して制定されているのか、本当によくわかりません。
賞状と副賞100万円くらいで勘弁してほしいです。