多部未華子とルート225
映画『HINOKIO』で、自宅に引きこもっている主人公の心を開かせる友人役を好演した多部未華子。
その清々しい演技力にすごく好感を持っていたんですが、先日近所のTSUTAYAで、彼女が主演した映画『ルート225』のDVDを見つけて、早速レンタルしました。
映画の内容は公式サイト(http://www.shirous.com/route225/)でご覧いただくとして、ハッピーエンドにならないハッピーエンドの映画は、初めての経験でした。
こうした作り方もあるんだなぁ〜って、ある意味感心したものの、やはりハッピーエンドで終わって欲しかったですね。
なぜならストーリーがあまりにも不条理な内容で、アンハッピーで終わってしまったら、なぜこうなってしまったのか、意味の収集が全然つきませんから。
それにしても多部未華子の自然体の演技には、グッと心が引きつけられますねぇ〜。キッとしたあの目がいい。
自然体の演技で定評のある本仮屋ユイカの「優しさ」に匹敵する「強さ」があります。
恩田陸さん原作の映画『夜のピクニック』にも出演している多部未華子、彼女が日本映画に欠かせない存在になる日も遠くはないと、素人ながら確信しています。