レンタルが待ち遠しい「ゲド戦記」

宮崎吾朗さん初監督のアニメーション映画「ゲド戦記」、なかなか評判がよくないですねぇ〜。
あれだけの大作で、「賛否両論」にもならない作品。
ストーリーや設定がわかりづらい、というのが、酷評の原因になっているようです。

吾朗さん(ついついそう呼んでしまいたくなります)が挑んだ初めての監督作品、やはり原作がないオリジナルストーリーを演出した方が、いろんな意味でよかったんじゃないかな………、って思いますね。
原作があると、よくも悪くも批判されやすくなりますし、原作が持っている世界観を最低限維持しなくてはいけません。
オリジナルだったら、「作り手」の表現方法がメインになりますし、誰も知らないストーリーが展開されるわけですから、他と比べようがありません。(その分、表現の伝え方に神経を使うかも知れませんけど)

ジブリ内でのいろいろな意見(異見?)をまとめ、それでも吾朗さんを監督に抜擢した鈴木敏夫プロデューサーの責任も、興行成績次第では問われる可能性もありますね。
ま、あれだけの話題作ですから、最低ラインのノルマ越えはもう約束されているかと思いますけど………。


ぼくはですね、「ゲド戦記」、観ておりません。
観てもいないのに、好き勝手書いてます。
つい先日までは劇場のスクリーンで観てみたいと思っていたのですが、あまりよくない評判を耳や目にしていると、なんとなく1800円がもったいなくなってきたんですよ。
自分の目で作品の価値を確かめてみたい気持ちもありますけど、1800円。女房とふたりで3600円。
上越市のシアター(地元には映画館がございません)までのガソリン代に高速料金…………すべてを懸けるには、ちょっとリスクが大きいかな。
レンタルDVDになるのを、楽しみに待っています。