偶然出会ったQuick Japan

書店に出かけ時、どのコーナーから回るか、自分のルートができていませんか?
目的の書籍がある時には普段と違うルートを歩きますけど、フラ〜っと立ち寄った時には、ほとんど同じルートを歩きます。
ぼくの場合、新刊コーナー→パソコン雑誌→パソコン専門書→コミック→新刊文庫本→一般情報誌がそのルートです。
それ以外のコーナーは、ほとんど回らないですね。
大体が自分の趣味とか興味があるコーナーで、旅行が好きの人はそれなりに、スポーツが好きな人はそれなりに、自分のルートを持っていることでしょう。

でも時には、自分のルートを外れてみるのも面白いかも知れません。
たまたま音楽・芸能関係の雑誌を扱っているエリアの前で、雑誌をチラホラ見ていたら、『QJ』(太田出版・刊)という雑誌が目に留まりました。(『QJ』といっても求人情報誌ではなく、「Quick Japan」という音楽やテレビ、マスコミなどをモチーフにした雑誌です)

特集記事の「NHK教育テレビ」というタイトルに惹かれて、ついつい手にとって、中味をパラパラめくりました。
ピタゴラスイッチ」や「にほんごであそぼ」などの人気番組を検証したり、なかなか興味深い記事がたくさん掲載されていました。
アニメ「時をかける少女」について、原作者の筒井康隆氏や監督の細田守氏へのインタビュー記事にも興味がそそられましたね。

ああ、こんなおもしろそうな雑誌があったなんて、知らなかったなぁ〜。
思わず買っちゃいました。
バックナンバーのコーナーを見てみたら、前号では、大瀧詠一氏がサンボマスターの山口くんと対談していたり、その前には山下達郎氏が登場していたりと、なんかすごい雑誌です。

普段と同じコースを歩いていたら、決して出会えなかった『QJ』。ちょっとした縁を感じています。