禁煙して、ようやく気づいたこと

クルマの12ヵ月点検で、整備会社から代車を借りたんですよ。
走行距離が1200キロくらいの、まだ新しいクルマだったんですけど、ドアを開けたらム〜〜ンとむせかえるようなタバコの臭いがしたんです。
後部座席には新車からのビニールカバーがそのまま残っていて、内装もピカピカなのに、とにかくすごいタバコの臭いで、運転するのも嫌になったくらいです。

禁煙してから一年が過ぎ、ぼくもやっとこうして人並みに、タバコの臭いに嫌悪感を覚えるようになったんですねぇ〜。

そう言えばぼくがまだ喫煙者だった頃、息子たちがぼくのクルマに乗るのを嫌がっていたんですけど、その理由がようやくわかりました。
タバコの臭いがたっぷりと染みついたクルマの中で、「ドライブ」と称して何時間も閉じこめられていたんですから、今思うとかわいそうなことをしたものです。


クルマの中で喫煙した経験を持っているこのぼくが、今さらイバって言うべきことではないんですが、タバコを吸いながらの運転は、携帯電話のながら運転と同じくらい危険かもしれないですね。
きょうもすれ違ったクルマがちょっとフラついていたんですけど、運転していたのは、タバコに火を点けている女性でした。
タバコの点火が気になって、ハンドル操作に集中できなかったみたいです。


それにしても、相変わらずタバコの投げ捨てを平気でするドライバーって多いですね。
その他にも、禁煙しなかったら気づかない喫煙者のマナーの悪さもいろいろ目につきます………。こんなにマナーの悪いバカな連中が多いと、「喫煙者の権利」なんて主張する資格はないんじゃないかと、ようやく冷静に判断しています。