年に一度の大家族旅行

一昨日から昨日にかけての二日間、年に一度の大家族旅行に出かけて来ました。
ぼくの両親と、弟夫婦・甥っ子・姪っ子、そして女房と息子二人の合計10人での大移動です。
昨年と同じ10人乗りのタウンエースをレンタルして、金沢まで行って来ました。

いつもならこの季節には、春の日射しがぼくたちの旅行を暖かく包んでくれるのですが、今年の天候は散々でしたね。
晴れたと思ったら雨が降ったり、突然明るい日射しが差したかと思ったら粉雪が舞い始めたり………、とにかく落ち着きのない天候で、それはそれで、いつまでも思い出に残るんでしょう、きっと。

一日目には小松市の「石川県立航空プラザ」と能美市の「いしかわ動物園」、そして加賀市の「お菓子城加賀藩(日本折紙博物館)」を見学して、山代温泉のホテルに宿泊。

二日目は小松市の「ゆのくにの森」で相田みつお展を見学したり、様々な伝統工芸体験(主に子どもたち)を楽しんで、金沢市の「金沢21世紀美術館」でアートに触れて、帰途につきました。

行程だけ書くと、よくある観光コースで、それなりに楽しんで来たかのように見えますが、ごく普通に楽しめたのは「空港プラザ」だけでしたね。

他の施設も面白かったのですが、とにかく寒かったんですよ。
動物園の動物たちは、そのほとんどが屋内施設に退避していましたし、ゆのくにの森では本格的に雪が降り始めて、スニーカーは濡れるし、薄手のコートのお陰で寒さもひとしおでした。
さらに折紙博物館は閉館時間10分前で、入場できなかったんです。(入れたのは売店だけ)

21世紀美術館は、演歌世代の年寄りにはちょっときつかったみたいです。
ぼくと女房はかなりいい感じでくつろげたんですけどね。でも、特別展のひとつとしてパンフレットに紹介されていた八谷和彦氏(ポストペットの生みの親)の作品が、4月29日からの公開だったのが、ひじょうに残念でした。

でも、やはり一番心に残ったのは、相田みつお氏の数々の詩。
額に入った作品の数々は、本やテレビで見たときと違って、言葉に強い迫力がありました。

今年の旅行は、「あの時はすごい雪だったねぇ〜」と、何年先までも語り継ぐことができる、ある意味いい思い出になる旅でした。