アイドルAをWebで立ち読み

Yahoo! オークションのチャリティーオークションに、あだち充氏のサイン入り巨大複製原画が、シリーズで出品されています。
週間ヤングサンデーに掲載された「アイドルA(エース)」に関わっている(かも知れない)女性キャラクタたちの巨大原画。
う〜ん、圧倒されますねぇ〜。
入札金額が30万円とかそれ以上なので、とてもぼくのようなビンボー人には手も足も出ません。

それにしても、あだち充氏の描く女の子って、ず〜〜〜っと変わりませんよね。
まさに究極のワンパターンです。
でも、そのワンパターンこそがあだち氏の個性で、アイデンティティそのものでしょうから、ある意味素晴らしいと思っています。
人間には変わらなくてはいけない時もありますし、自らを変えることがその人の進歩として評価されることが多いものです。
でもでも、あだち氏のようにあえて変える必要のない、確たる「個性」を持ち得た人間は、とても強いです。
例えマンガが同じようなシチュエーションで描かれていても、それを忘れさせてくれるほどの強い「個性」を持っています。
ぼくもそんな風に、何かを極められたらいいんですけど、なかなかできません。

ちなみに「アイドルA」を、ヤングサンデーのWebサイトで立ち読みしました。

おもしろいではないですか!
すっごくおもしろい。
設定に無理があったり、単純にあだち流ラブ・コメと言ってしまえばそれまでですが、なんとなく高校生の頃にあこがれていた「変身願望」(別に女装とか男装とかではなく、成功したもうひとつの顔)を持てるスリルが、気持ちよく描かれていて、続きを読みたくなりましたよ。

今週号からシリーズ化が決定したようですが、さすがにヤングサンデーを買うのはちょっと恥ずかしいので、単行本になったらこっそり買います。