きょうのWBC、気持ちのいい快勝

きょうのWBCの準決勝、韓国との一戦は、まさに三度目の正直でした。
ギリギリのラインで負けてきた悔しさを一掃する結果に、真の「実力」を見たような気がします。

それにしても、二次予選から展開された日本代表の戦いぶり、なんとなく「人生」の縮図を見る思いでした。

力はあるのにちょっとした判断ミスが敗北につながったり、
故意としか言えない罠にはまったり、
一度は破産しかけた現状がさまざまな偶然によって免れることができたり、
後がない状況に追い込まれても簡単にはぶちのめされないバックボーン(今回の場合、低い失点率)を持っていたり、
今まで負け続けたライバルに一矢を報いたり、
………今回の日本代表の戦い方に、失意からの勇気を与えらた人も多いことかと思います。
ぼくもそのひとりですけどね。

さぁ、あさっての決勝戦は、史上最強のアマチュア軍団・キューバが相手です。
こうなったら一気に優勝まで行ってほしいですね。
でも、ソフトバンクホークスのファンとしては、王監督の今年のツキが一気になくなってしまうような気がするので…………、な〜んて小さいことは言っていられませんね。