ギフトショップが儲かる仕組み?

結婚式などの引出物、今ではすっかりギフトカタログが浸透しています。
でも、カタログに掲載されている商品によっては、ちょっと首を傾げたくなるものもいくつかありますよね。


昨年、職場の同僚の結婚披露宴でいただいたギフトカタログを見ていた時、側にあったディスカウントストアのチラシ広告に同じ商品が載っていたんですよ。
デザインも仕様もまったく同じコンパクト掃除機が、900円で販売されておりました。
披露宴を挙げたご本人たちが、このチラシ広告を見ていたとしたら………、ちょっと恥ずかしいかも知れませんよね。
お返しの引出物が1,000円以下だと思われてしまう可能性があるんですから。


そして今年、同じような出来事があったんです。
それは祖母の三回忌。
両親の主催で、5,000円の引出物に引き換えられるカタログを、列席者の方々に差し上げたんですよ。
一応ぼくたち夫婦も列席者のひとりとして、そのカタログをもらったんです。
で、なにに引き換えようかページをめくっていた女房が、
「あれ?」
と言いながら、生協のチラシを持って来たんです。
そしてふたつを見比べながら、
「ほら、これとこれ、まったく同じだよ。
2,480円だってさ。
このカタログ、5,000円だよね。半分の値段だよ」
と、興奮して言っておりました。

なんとなくギフトショップがもうかる仕組みを垣間見たような気がしましたね。
それと同時に、もう少し商品の選択や流通経路を考えてほしいと思いましたよ。
贈った人に恥ずかしい気持ちを抱かせないためにも、ある程度の原価(ディスカウントストアで目玉商品にならない価格ライン)はキープしてほしいです。