ガセメール問題に思うこと

民主党の永田議員を巡る堀江メール問題。
結局のところ、ガセネタということでケリが付きそうですね。
次男に疑いをかけられていた自民党武部幹事長は、この展開に、自慢の歌声を披露するほどご機嫌のご様子です。

永田議員と前原代表が責任をとればこの問題が終始するというワケではなく、やはりガセネタを創作した人物が「わたくしがやっちゃいました」と、正々堂々と会見するべきでしょう。

いずれにせよ、今回のこの問題で、民主党はガセネタに踊らされてしまうという弱体ぶりを大いに発揮し、自民党はここぞとばかり相手を罵って大袈裟に騒いでいるような、なんとなく国民不在の茶番劇がクローズアップされています。

ぼく個人の偏見で言わせていただければ、今回のメールの問題はそんなに大げさなものではないと思いますね。
国会が一時混乱しただけですので、これ以上この混乱を長引かせる必要はないと思います。
永田議員と武部幹事長、そしてメールの創作者がどこか遠いところで勝手に議論して欲しいくらい、国民には直接の被害やら影響はないでしょう。
このメールによって直接被害は受けたのは、前出した方々とその関係者だけでしょうから………。
マスコミや国民の一部は、この問題を大いに楽しんでいるかとは思いますが、良識ある国民のほとんどは「プライベートな問題で国会を使ってほしくない。耐震強度偽装など、国民に直接関係のある案件をもっと早く議論してほしい」というのが素直な実感のはず………。おっと、あくまでもぼくの偏見の意見です。

自民党はこの機会にこの問題を長引かせようと画策しているかも知れませんし、民主党の重鎮たちもこの問題で第一線に立とうと虎視眈々と狙っているかも知れません。
メールがガセであろうがなんであろうが、そんなものは関係なく、もっと早く、国会で解決して欲しい案件を議論してほしいですね。
とにかく、このバカげたメール問題は一刻も早く解決して、通常の国会を運営できる体制に戻ってほしいです。