うらやましい労働時間改善法

『 「妻子の誕生日は休もう」 働き過ぎ、子育て対策に、労働時間改善法で厚労省


そんな見出しの記事が、共同通信の配信でネットに掲載されていました。


厚生労働省が近くまとめる労働時間設定改善法の指針案で、会社が家族の記念日に休みを付与することを提案する。ほかにも2週間程度の長期連続休暇や出産時に父親の休暇制度の整備も推奨しており「休もう運動」の指針となっている。
改善法では会社と組合が委員会を設置し、それぞれの会社にあった休日取得を促進するよう求めている。日本経団連など経営者団体や連合も協力を約束しており、休日増を望むサラリーマンの期待が高まりそうだ』


記事の内容は、なんかありがたいような迷惑なような、………それ以上に、うらやましい気持ちが先走ります。
結局、今回提案された休暇制度に準じて休みを取れるのは、厚労省などの公務員や、大企業に従事している、特殊な職業の人たちだけなんじゃないかなぁ〜。
ぼくのように、中小企業であくせくしている人種には、とっても敷居が高い指針です。
そう簡単に休みを増やせるほど会社も仕事も安定しませんし、休んだ分、自分の仕事が溜まるのは目に見えていますからね。

な〜んだ、自分たちが休みたいための改善案か………。
そんな皮肉のひとつも言いたくなってきます。