ライブドア騒動とオウム真理教

ライブドアを巡る一連の騒動………、幹部役員の事情聴取など、疑惑の傷口は一向に広がるばかりです。

ライブドアの優秀な幹部社員の言動や、そのやり方に共感している若い人たちのインタビューを見るたびに、これはもう新興宗教と同じだな………、って思いました。
そして、なんとなくオウム真理教を思い出してしまったんですよ。

オウムのように、優秀な側近たちが次々と実行する常識外の野望を、「自分たちは正しい」と錯覚して見守っている堀江社長
やっていることは全然違いますが、根底に淀んでいるものは、麻原彰晃被告によく似ているような気がしましたね。
きのうの「報道ステーション」で、昨年催されたライブドアの忘年会の様子を見たんですけど、あの異様なテンションは、テレビなどでたびたび報道される「宗教団体の集会」によく似ているなぁ〜って、思いましたよ。
ま、これはぼくの偏見なんですけどね。

それにしても、ライブドアの「影の社長」と称されている宮内亮治取締役。
テレビや新聞の報道でしか、その横顔は知らないんですが、あの人はすごいですね。
あんなダーティーな人をヘッド・ハンティングしなければ、ホリエモン氏はもっと別な意味で、ポジティブな才覚を広げて、大きくなっていたかも知れないなぁ〜。
宮内氏と出会ったコトが、ホリエモン氏の人生における最大のミスだったかも知れません。