「こどものとも」の絵本展

新潟市にある新潟県万代島美術館(http://www.lalanet.gr.jp/banbi/)で催されている『みんなのともだち「こどものとも」の絵本展』を、女房とふたりで見てきました。
福音館書店が1956年から発刊していた、月刊絵本「こどものとも」の創刊50周年を記念して企画された、絵本の原画展です。

女房が「ばばばあちゃん」(さとうわきこ・作)シリーズの大ファンで、絵本はすべて持っているんですよ。
その原画をはじめ、「ぐりとぐら」など、たくさんの貴重な原画を鑑賞できる、滅多にない機会です。
女房が前売り券を二枚買って来ちゃったので、お付き合いで見てきました。

見る前まではそんなに興味もなかったのですが、実際に原画を目にすると、作家それぞれが独自の表現方法で絵を描いていて、心ゆくまで絵本の世界を楽しむコトができました。

作品の中には、村上春樹氏とのコラボレーションで著名な佐々木マキ氏や、アンクルトリスをデザインした柳原良平氏、そして和田誠氏やたむらしげる氏などの原画も多数展示されていて、「こどものとも」の幅広い作家の起用に、思わず感心してしまいました。

それにしても、こんなにじっくり鑑賞できた展覧会は久しぶりでした。
さとうわきこファンの女房は、ミュージアムショップで「ばばばあちゃん」の絵本風ポストカードのセットやすごろくを買ったり、子どもに帰ったように大はしゃぎでしたよ。

機会があったらぜひ、さとうわきこ氏の作品が所蔵されている「小さな絵本美術館」(長野県)にも出かけてみたいですね。