耐震データ偽造問題をめぐる証人喚問

今日国会で行われた「耐震データ偽造問題をめぐる証人喚問」。
姉歯建築士の淡々とした証言には、弱者であるゆえに犯罪に手を染めてしまったプロセスが見え隠れして、なんとなく惨めでしたね。
生活のため………という言葉が、とても痛々しく感じてしまいました。

それとは逆に、総合経営研究所(総研)の内河社長と、木村建設の社長、元東京支店長の三人の証言は、もう話にならないですね。
未だにあんなウソがまかり通ると思っているのでしょうか。
あ、違いますね。
ウソを押し通さなければいけない宿命にある、と言った方が正しいですね。
まさか今さら本当のコトも言えませんから…………。

ところで、今回の証人喚問のように、やはり大きな事件の裁判はテレビで生中継して欲しいと改めて感じました。
事件の背景にある「何か」を知ることにより、反面教師としていろいろ得るものが多いかと思いますし、日本の司法を司る裁判官の技量を知ることもできますしね。
さらに、マスコミの報道よりも、よりリアルに犯罪の嫌らしさが伝わってくるコトでしょう。

「罪を犯した段階で、その人はそれ相応のプライドは捨てている」と個人的に考えていますので、犯罪者のプライバシーは無視してもいいんじゃないかなぁ〜。
プライバシーを主張するくらいなら、大きな犯罪は犯すなと言いたいですね。

あくまでも個人的な主観ですので、偏見による暴言はお許しください。