20世紀少年・最新刊

先週末に発売された「20世紀少年」の最新刊、早速読みました。
一体どんな展開になるのか、わくわくしながら楽しんだのですが、最後の方に、今まで登場していなかった（と思われる）人物がひょっこり顔を出して、もしかしたらその人物が物語のキーポイントになるかも知れないなんて………、これはちょっとズルイですねぇ。

最後まで謎を残しておきながら、終わりの頃にようやく真犯人が初登場して、「実は犯人はぼくでした。今まで隠れていてすみません！！」って、伏線も何にもないままにエンディングを迎えてしまう、そんな陳腐な推理小説みたいです。

ちょっと言い過ぎかも知れませんけど、あそこまで盛り上げたのですから、今まで登場してきた主要人物の中ですべてを展開して欲しかったなぁ〜。
でも、物語自体はおもしろいので、それはそれで楽しめますけどね。