郵政民営化、否決に思う雑感

郵政民営化の法案が参議院で否決されて、衆議院が解散という、なんかよくわかんない成り行きになってしまいましたねぇ〜。
その上、自民党の造反者は「抵抗勢力」として、次回の選挙で公認されないという、本当にワケがわからない展開になっています。
当の議員さんたちは大まじめなんでしょうけど、なんとなく国民レベルにその「必死」さが届いてこないというか、そんなコトをしている時間があったら、もっと大切な案件がたくさんあるような気がしてなりません。

なんとなく郵政って、民間企業とシェアを争っているセクション(ゆうパックや簡易保険、かんぽの宿とか)もたくさんありますから、すでに「民営化」に片足を突っ込んでいるような気もするんですけど、やはり民営化されると困ってしまう人たちも多いんでしょう。

郵政がどうのこうのというより、本当に小泉首相は国民にとって「不利益」なコトをするのがお好きみたいです。
解散後の選挙では、政党などから膨大な資金が投じられて、しなくてもよかった選挙運動が繰り広げられるんですねぇ〜。
「私は自分の足で、ひとりで選挙区を歩いて回ります。ポスターもパソコンで手作りします。選挙運動に関わるお金は、すべて福祉施設などに寄付したいですね」………、そんな粋な立候補者がいたら、迷わず投票するんだけどなぁ〜。(100%いるワケないけど)