リンダリンダリンダ

リンダリンダリンダ (竹書房文庫)ブルーハーツの名曲「リンダリンダ」が、この夏公開の映画になりました。
と言ってもね、「リンダ」という名前の女の子が主人公の恋愛映画ではなくて、「リンダリンダ」という楽曲自体が主役の映画です。

オフィシャルサイト「リンダリンダリンダ」(http://www.LINDA3.com/)をご覧になれば、その理由がわかると思いますが、主役は前田亜季ぺ・ドゥナなど4人の高校生。
昨年ヒットした「スイングガールズ」と似たようなコンセプトの青春映画です。

それにしてもブルーハーツの人気って根強いですねぇ〜。
実はぼくも長男(高一)もギターをやっているんですが、中三の頃からブルーハーツをコピーしているんですよ。
レンタルショップでCDも借りてきて、よく聴いていました。
ブルーハーツのどこにそんな魅力があるのか、長男に訊いてみたら、こんなコトを言っていました。
「ふつうと違う、カッコ悪いところがカッコいいんだよ」
なるほどね。
一見すると不良のように突っ張っていて、世の中を斜めから見ているように誤解されるけど、その実、心の中では真っ直ぐに自分や周りの状況を見つめている、そんなシャイな男の子…………、ってな感じなんでしょうかねぇ〜。

確かにブルーハーツの曲は、今、ぼくたちが改めて聴いてもなんとなく心に迫ってきます。
歌詞を読めば、その魅力がよく理解できますから。
折しも結成20周年の今年、ブルーハーツの曲が世代を越えて多くの人々の耳に届くなんて、それも「映画」という媒体になって公開されるなんて、ミュージシャン冥利に尽きるでしょうね。
他のアーティストたちもうらやましがっているんじゃないかなぁ〜。