駆け込み乗車

「駆け込み乗車はおやめください。そのような乗り方でケガをした時は、お客様の責任になります」

強引な駆け込み乗車があったあと、車掌がそんな車内アナウンスをしたところ、これを聞いた別の乗客が「不快なアナウンスだ」と、次の駅で駅員に抗議したんですって。

この出来事は、JR中央線国分寺駅で起きました。
乗客からの抗議を受けたJR東日本は、その車掌に、
「言葉の使い方に気を付けるように」
と注意したというコトなんですが、なんなんでしょう、これ。

駆け込み乗車は、一歩間違えば大きなケガにつながったり、他の乗客に迷惑をかけるコトが多い。
そんな行為を平然としている人たちに、「自己責任」を促すアナウンスをしたのに、………なぜそれが不快なのか………、ま、不快だと思うのは個人の気持ち次第ですが、それにしても抗議までした乗客の気が知れません。

駆け込み乗車をする人に対して、ドアを閉めるタイミングを計っている車掌さんの神経は、常にピリピリしているんじゃないかなぁ〜。
そんな車掌さんの気持ちを考えたら、このアナウンスについて無責任な抗議はしてほしくなかったですね。

きっとこの乗客、駆け込み乗車の常習犯じゃないかなぁ〜。いつもドアに挟まれていたりして。
だからあのアナウンスを不快だと感じたのでしょう。そうじゃなかったら、不快感は残っても、抗議まではしないはずです。

駆け込み乗車で不快な思いをしたくなかったら、あと30分、早く家を出るなり、自分自身の生活の中で改善してほしいモノです。
ホント、抗議した乗客は、何様なんでしょう?………、あ、お客様か。