Shall we Dance?

兵庫で起きたJR福知山線の脱線・横転事故。
様々な要因が取り立たされていますが、不運にも亡くなった方のご冥福をお祈りし、ケガを負われた方々の早い回復を願っております。


さて、もしかしたら無くなってしまうかも知れない………、そんなウワサが絶えない地元の映画館で、先週末に公開されたばかりの『Shall we Dance? (シャル・ウィ・ダンス?) 』を、女房と観てきました。
相変わらず、平日の映画館は空いております。ぼくたちふたりを含めて、たった4人の貸し切り状態でした。

映画の方は、リメイクというコトもあって、どうしてもオリジナルと比較されがちですが、キャラクタや大まかな設定を変えてしまったら、あの作品本来のおもしろさが半減してしまいますので、それはそれで致し方ないでしょうね。
ドラマのおもしろさを盛り上げてくれた、スタンリー・トゥッチとリサ・アン・ウォルター、オリジナルの竹中直人渡辺えり子に見事にうまくかぶっていました。まさに適役でしたね。

それにしても主演のリチャード・ギア、本当にステキでした。
あまりにもステキ過ぎて、「自分には社交ダンスは無理だな………」って、思っちゃいましたよ。
オリジナルの役所広司を観た時は、なんとなく「自分にもできるかもしれない」な〜んて、思ったりもしたんですけど……。やはり米国映画になると、すべてがおしゃれになっちゃって、その辺が日本とは違うんですね。

適度に笑えて、適度にジ〜ンとくる、とてもやさしい気持ちになれる作品でした。
そして、夫婦で共通の趣味を持てるコトの素晴らしさを、改めて感じました。
とりあえず、ぼくたち夫婦の共通の趣味は………、こうして時々ふたりで映画を観たり、日帰り温泉に行くコトくらいですね。

でも、「幸せに飽きたら、ダンスを習おう」というコピーはちょっといただけませんねぇ〜。
「幸せをもっと感じたかったら、ダンスを習おう」ていうのは、いかがでしょうか………。

ところで、思わず映画の帰りに、オリジナルのビデオをレンタルしちゃいましたよ。
改めて確認するのも、またおもしろいですからね。