20世紀少年

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (18) (ビッグコミックス)とにかくおもしろい!!
今さらながら家族でハマっているのが、浦沢直樹氏の『20世紀少年』です。

ずいぶん前に1巻と2巻だけを買って、3巻以降はネット・オークションでまとめて買えばいいや……って、ずーっと買わずじまいだったんです。
ケンヂの歌のCDが入っていた限定版も我慢して、とにかく「まとめ買い」を待っておったんですよ。

1、2巻の内容から、せいぜい続いても10巻くらいで完結するだろう、って思っていたんですが、甘かったですね。
あっという間に18巻ですよ。

今現在も『ビッグコミック・スピリッツ』に連載していますので、このまま完結するまで待っていたら、いつ読めるかわかりません。

ってなワケで、Yahoo! オークションでついに買ってしまいました。
1巻〜18巻をまとめて、送料込みで6,750円。
届いたその日から、家族で読み漁りましたね。

女房と長男は、謎をもう一度確認するために、二巡目に入っています。
何回読んでもおもしろいみたいです。

複雑な伏線と、多彩な登場人物、そして過去と未来を行き来する謎だらけの展開。
どんな風にストーリーが変わっていくのか、作者の気持ち次第で右へも左へも行ってしまいそうな、そんな危ういバランスもおもしろいですね。

そして何よりも、主人公たちが少年時代を過ごした1970年代、ぼくとリアルにシンクロしています。
ケンヂ一派は、ぼくより二つ年上なんですよ。そんなところからも、この『20世紀少年』に魅力を感じるのかも知れません。

女房や長男に遅れて、ようやく18巻まで読む進みました。
もう一度読み直すと、きっと見逃していたヒントもよく理解できて、違ったおもしろさを得るコトができるでしょう。