中国の反日デモ

一昨日から昨日にかけて、中国・広東省北京市などで行われた、大規模の『反日デモ』。
その経緯について、今さらどうのこうの言う気もしませんが、とにかく凄いコトになっていましたねぇ〜。

それでも今日は月曜日というコトもあって、皆さん忙しいのか、なんとか平穏だったみたいですけど………。
先日のデモ、言葉は悪いのですが、週末の暇つぶし…………、レジャー感覚のデモだったんでしょうか………。
こんなコトを書くと、良識に欠けていると怒られそうですが、昨日のニュース番組を見ていたら、デモに参加していた中国人の方々の何人かが、ニコニコ楽しそうに笑っていたのが映ったんですよ。
中には、本当にうれしそうに、まるでストレスを発散させるかように投石や日本車を壊している若者もいたりして、まるで集団心理の成れの果てのような感じもしました。
あのデモの暴徒化を受けて、『反日デモ』の中心的な役割を果たした民間団体『広東愛国志願者ネット』が、自らしばらくデモは行わないとする声明を発表しましたが、仲間内から見ても、意志を持たない「便乗」的な参加者が多かったみたいですね。

日本がやったコトに対する中国の方々の反応には、それなり理解できる点もありますが、あそこまでやってしまうと、これはもう度を超えています。
昨日のニュースでも伝えていましたけど、日本の施設などを破壊している「仲間」の姿を記念撮影しいる彼らが手にしていたのは、ほとんどが日本製のデジタルカメラや携帯電話だったというコトで…………、勢いだけで行動を起こした『反日デモ』の浅はかさを感じました。

これじゃぁ、お亡くなりになったローマ法王が願っていた「世界平和」なんて、夢のまた夢ですね。
行動するコトによって解決できる「平和」も確かにありますが、あの『反日デモ』は、ちょっと勢いがつき過ぎたみたいです。

今後の沈静化と、日中両国がお互い理解し合える状況が早く訪れるコトを、ささやかに願っています。