エロ牧師事件に思う

京都府八幡市の宗教法人『聖神中央教会』。主管牧師の永田保容疑者が繰り広げている数々の非行………。
少女への乱暴だけかと思ったら、信者に無理やりクレジットカードを作らせて献金させたり、さらには『神学博士号』を金で買ったりと、いろいろやりたい放題してたんですねぇ〜。

世界には様々なカルトっぽい宗教団体が存在していますが、この『聖神中央教会』のエロ牧師、自分の意志をはっきり持てない未成年の少女に「手を出している」ところが、情けない。
そしてそれよりも情けないのが、こんなエロ牧師を信じて献金していたバカどもです。

騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか、………詐欺の世界ではよく言われている言葉です。
一般的な犯罪では、当然のコトながら「騙す方が100%悪い」に決まっています。
人の善意につけ込んだり、精神的に弱い部分を刺激したり、とにかくずる賢い。

でも、宗教に関して言えば、「騙される方も同じくらい悪い」と思っています。
他人のコトを思いやったり、冷静に物事を判断する目があれば、そんなニセ宗教に騙されるコトはないんじゃないかなぁ〜。

「自分だけは………、自分の家族だけは幸せになりたい」
「今の不幸は自分のせいじゃない。すべて因果だ」
「家族も同僚も自分のコトをわかってくれない」

そんな差し迫ったエゴイズム的な考え方が、なにかに頼りたいという気持ちを生み、偶然近くを通りかかった宗教にすがりついてしまう。そして巧みな話術にハマって、次第にマインドコントロールされてしまうんでしょう。

未成年者ならまだしも、いいオヤジやオバサンがニセ宗教にハマって、「自分の意志」で献金したはずなのに、「騙された、金返せ」と後から訴訟を起こしたりするのを聞くたび、本当に情けなくなります。

子どもを信者のターゲットにしたこのエロ牧師、卑劣極まりないです。
でも、それをまわりで目にしながら一緒に歌を歌っていたおとなの信者たちも、エロ牧師と同罪じゃないかなぁ〜。
相変わらず極論ですみません。