旅立ちの日に

「旅立ちの日に」の奇蹟 ~いくつもの”卒業”を経て、今響く歌声~フジテレビの『情報ライブEZ! TV』で何回か紹介された「旅立ちの日に」。
今、日本の卒業式でいちばん歌われている卒業ソングです。
1992年に誕生したこの合唱曲についてのエピソードは、様々なサイトで紹介されていますが、その火付け役となった『EZ! TV』のWebサイトでは、1月30日放送分のコメントとして、
「この歌は今から14年前、埼玉県秩父地方の小さな山間にある中学校で、歌の力で学校再生を成し遂げた教師たちによって作られた」
と記されています。

この合唱曲のレポートが番組で紹介されていた時、たまたま中学校の卒業を控えていた長男が部屋に入って来たんです。
「いい曲だよなぁ〜」
と、なんとなく呟いたぼくに、
「卒業式の答辞の時にこの歌を歌うよ。今、練習しているんだ」
と、長男が教えてくれました。

なんと、この合唱曲を生で聴くことができるなんて、それも長男の卒業式に………。
こんな機会に恵まれるなんて、そう滅多にありません。
ぼくはなんとなくうれしくなりましたねぇ〜。
これはなんとしてでも、長男の卒業式に列席したなくてはいけません。
思いっきり泣かせていただきます。

と、張り切っていた卒業式が、今日・3月7日に開式されました。

ところがどうしても都合がつかなくて、今日の卒業式には列席できなかったんですよ。
ああ、ショックでございます。

いつもより厚化粧して卒業式に列席してきた女房に、この合唱曲についての感想を聞いたら、
「すごくよかったよ。みんな泣いていたよ。…………男の子は泣いていなかったけどね」
と、本当にうれしそうに教えてくれました。

ああ、生で聴きたかったです。

来週3月13日の『EZ! TV』では、この曲にまつわる最新のレポートが紹介されますので、これは見逃すわけには行きません。


個人の方がこの曲をMIDIとして公開されていますので、興味がある方はぜひカラオケをお楽しみください。(http://momo-mid.com/mu_title/tabidachino_hini.htm
恥ずかしながら、ぼくもひとり悦には入って歌わせていただきましたよ。
歌いながら、ジーンときちゃいました。