携帯電話の雑感

高校進学が決まった長男に、先週、携帯電話を買ってあげたんですよ。
着うたフルをどうしても使いたいというコトで、auのWINにしたんです。(あ〜、親バカでございます)
当然のコトながら、パケット通信を定額で利用できる「ダブル定額」で契約しました。

それにしても、使い方がハンパじゃない。
買ってから一週間で、パケット通信料が2万円ですよ、2万円(通話料を除く)。
ダブル定額にしなかったら、こりゃもう恐ろしい話です。
ヘタすら1カ月で10万円というコトもあり得ます。

携帯電話のパケット料金って、どうしてこんなに高いんでしょうか。

基本的に、1パケットあたりの情報量は、128バイトと言われています。
写真貼付のメールをやりとりするだけで、かなりの情報量がカウントされます。
着うたフルやそのジャケット画像をダウンロードすると、パケット通信料はあっという間にはね上がります。その上、有料コンテンツですからねぇ。
ま、格好のおもちゃを与えられたようなモノですから、そのうち飽きるコトを期待していますけど………。
エスカレートするんだろうなぁ〜、やっぱし。

携帯電話がなかった頃の「不便さ」を知っているぼくたちにしてみれば、今の携帯電話の「ムダな多機能」には驚かされます。
しかし、物心がついた時から携帯電話が存在していた若い人たちにしてみれば、その「ムダな多機能」もごく普通のモノとして受け入れているんでしょうね。
コミニュケーション・ツールとしてはもちろん、最近ではGPSなどのメリットも強調されていますから。

でも、
「携帯電話は20歳になってから」
という法律が施行されてもおかしくないくらい、未成年者を巻き込んだ事件やマナー違反、メール依存症でバカになったり直接人と話すコトが苦手になってしまったりと、心身的なデメリットもたくさんあります。

その辺の常識を、長男にも最低限教えないと………。
「うちの子に限って」………そんな信頼感でさえ、あっという間に覆ってしまうくらい、携帯電話の魅力って強すぎますからね、ホント。
でもあんまり言い過ぎると、かえって反発されちゃうし………、イヤなモノが「定番」になってしまいました。
やっぱ、本人の意志にまかせるしかないかな。