一部漫画で喫煙描写6%
今日の朝刊に、こんな記事が載っていました。
「主要な少年漫画5誌に登場した喫煙シーンは、ページ換算で全体の0.38%で、喫煙の描写が1ヵ所でもある作品では平均6.4%に上がるとする調査結果を、厚生労働省研究班がまとめた」
なんなんでしょう、この記事。
もっとくわしい内容をネットで検索したら、その調査過程が記事として配信されていました。
「(この調査の)主任研究者である尾崎米厚鳥取大助教授(環境予防医学)は『少年がよく読む漫画誌に、かなりの喫煙場面があり、影響が心配される。未成年の喫煙との関連を調べたい』としている。
調査したのは週刊少年ジャンプ(集英社)、週刊少年マガジン、コミックボンボン(講談社)、週刊少年サンデー、コロコロコミック(小学館)。1994−2002年の偶数年、5年分を検索した」
いやはや、この大学教授も、そして一緒にがんばってお調べになった厚生労働省のお役人の方々も、本当にお暇なんですねぇ〜。
たかだがマンガの喫煙シーンに影響されてタバコを吸うほど、今の子どもたちはバカじゃありませんよ。
それだったら、ドラマや映画で人気俳優がタバコを吸う方がよっぽど影響があります。
それにしても、今後どうやってマンガと「未成年者の喫煙との関連」を調べるんでしょうか?
マンガを見てタバコを吸いたいと思った人はいますか?、ってなアンケートでも取るんでしょうかねぇ………。
ホント、バカバカしい。
こんな調査をする暇があったら、もっと前向きな対策を研究して欲しいですよ。
税金のむだ遣いです。
この不毛な結果を雑誌社が重く受け止めて、『ONE PIECE』のサンジくんがタバコを吸えなくなっちゃったら、どうしましょ。