年賀欠礼

いつもなら今頃、来年の年賀状をどんなデザインにするか、いろいろ焦りながら思案してるんですけどね、今年はその心配がないんですよ。
一月に祖母が亡くなったので、年賀欠礼なんです。

古来から日本のしきたりとして、身内が亡くなった翌年のお正月は、静かに喪に服して過ごす……というのが常識みたいですけど、なんとなくイヤですねぇ〜。
新しく年が明けてまでも、悲しみを背負っているようで、なんとなく淋しいなぁ〜。

こんな時だからこそ、年賀状で励まして欲しいような気もします。

故人が亡くなったという悲しみは、生きているコトへの感謝や喜びを改めて知る機会です。
ですから、年が明けた時、たくさんの友人や知人からいただく年賀状は、自分にとって、すごく励まされると思うんですよ。
でも、わざわざ年賀欠礼で静かに過ごすお正月を余儀なくされるなんて、変な習慣です。

いつからそんな習慣が定着したんでしょうか………。

故人を偲ぶお正月も確かに大切ですが、もっと前向きにお正月を過ごしたいものですね。