トリビュートアルバム
カバーアルバムが「トリビュートアルバム」なんていうカッコイイ名前になったのは、いつからだろう。
ま、そんなのはどうでもいいですけど………。
トリビュートというのは、『追悼』とか『贈り物』とかいう意味らしいですね。
ちなみにExciteの翻訳サイトでは『賛辞』と訳されました。
最近では甲斐よしひろのトリビュートが話題を集めています。
本人自らがプロデュースしたというのが、果たして正解だったのか………。その善し悪しは別として、大黒摩季の『HERO』がかなりいい感じです。
美空ひばり、尾崎豊、スピッツ………、様々な名曲がたくさんのアーティストによってトリビュートされていますが、松任谷由実のトリビュートアルバムが2種類存在しているコトを知らない人って、結構多いんじゃないかなぁ〜。
かなり古い話ですみません。
ユーミンのトリビュートは、2002年に発表された『Queen's Fellows』が有名です。
鬼束ちひろ、スピッツ、井上陽水、槙原敬之、椎名林檎、aiko、小野リサなど、そうそうたる顔ぶれ。
でも、その3年前の1999年には、『Dear Yuming』というトリビュートアルバムが発表されていました。
ぼくはこっちの方が好きですね。
NOOKO、森高千里、m-flo、大江千里、椎名林檎、奥居香、ゴスペラーズなど、こちらもなかなか豪華です。
特に森高千里が歌う『あの日にかえりたい』と、松崎ナオの『情熱に届かない』は絶品。
オリジナルを超えたオリジナル、っていうか、完全に自分の世界観を表現しています。
露崎春女もよかったなぁ〜。
前出した『Queen's Fellows』では、小野リサが『あの日にかえりたい』を歌っていて、なかなかいい感じですが、やはり森高千里にはかなわないような気がします。
機会があったら、ぜひ聞き比べてみてはいかがでしょう。
ぼくの個人的な希望ですが、「風」や「チューリップ」のトリビュートアルバム、出ないかなぁ〜。
チューリップの名曲『夕日を追いかけて』を、Mr.Childrenの桜井さんかなんかが歌ったら、かなりシビれそうです。