スキー場の憂鬱

新潟県中越地震から2週間が過ぎました。
そろそろ地震のコトに触れるのはやめにしたいと思っているのですが、このまま群発的な地震が繰り返され、この先1カ月は注意が必要だというコトなので、なんとなく吹っ切れない毎日です。

先日、塩沢町で民宿を経営している知り合いから、メールをいただいたんですよ。
地震の発生以来、スキーなどの予約が一件もありません」
って、かなり切実でした。

このまま群発地震が長期化したら、当然ながらスキー場は大きなダメージを受けるでしょう。
いくら安全だと言っても、地震で雪崩(なだれ)が起きるかも知れない………という心配を持っている人は多いはず。
どうせスキーに行くのなら、地震の可能性がある地域は避けて、もっと違う場所に出かけたいというのが、当然の心理です。

直接的な被害も深刻ですが、こういった間接的な被害がこれからどんどん出てくるかと思います。
本格的な冬のシーズンを迎えようとしている今、県内のスキー場関係の方々は、どんな思いで過ごしているのか、心中を考えると気が気ではありません。
実際に住む家をなくしてしまった方々と同じくらい、その悩みは深刻かも知れません。
直接的な被害がない分、自分たちでなんとかしないといけないワケですから…………。

ホント、新潟の冬はどうなっちゃうんでしょうか。