プロ野球、スト回避に思うコト

プロ野球選手会ストライキ、取りあえず11日と12日は回避されたみたいで、ファンとしてはひとまず安心ってとこかな。
でも、もっと安心しているのは、低年棒の二軍選手と球場関係者でしょうね。
特に二軍選手は、ただでさえ給料が低いのに(といっても、一軍選手に比べて……ですけど)、ストの間無給になってしまうんですから、ホッとしたんじゃないかなぁ〜。

ストが決行されたら、その日に球場でイベントを予定していた団体や、チケットを手に入れて楽しみにしていたファンが失望するコトだけは確かです。
できるコトならストの回避ではなく、今シーズンは撤回となって欲しかったんですけどね。

そもそもの発端である「近鉄」と「オリックス」の合併にしたって、お互い経営難であるふたつの企業が一緒になって経営を立て直そうとしたワケでしょ?
だから、近鉄だけがライブドアに買収されたって意味がない。
合併できなかったら、オリックスも身売りしなくちゃいけなくなってしまうんですから。
一度にふたつも身売りしちゃったら、これはもう大変です。
そしてパ・リーグには、ダイエーの親会社が抱えている「時限爆弾」もあるワケだしね。

結局1リーグになるか、巨人との交流試合を増やさなければ経営がうまく行かない……、それが今のパ・リーグの現状。
下手をすると合併どころか、パ・リーグ自体がなくなってしまう可能性もあるんですよね。
その辺を労使ともに真剣に話し合わないと。

でも、今日の労使協議でセ・リーグ6球団以上、パ・リーグ5球団以上という来シーズンの構想も出たみたいだから、それを信じるしかありませんけど………。
でも、なんか怪しいなぁ〜。