被災地で稼ぐ悪徳業者

中越沖地震の被災者を狙った置き引き、窃盗、振り込め詐欺など、いろいろな犯罪に注意が呼びかけられています。
ほとんどが不安を抱えているお年寄りが相手で、
「壊れた屋根をにブルーシートをかけてあげましょう」
と、一見ボランティアの振りをして近づき、法外な手間賃を請求したり、
柏崎刈羽原子力発電所の(微量の)放射能漏れにかこつけて、
放射能に汚染されてもこれを飲めば大丈夫」
と、変な薬を押し売りしたり、本当に憤りを感じるバカな人たちがたくさん柏崎に潜入しています。


さらに半壊した家屋の解体や、全壊した建物の撤去に際して、不当な料金でその作業を請け負う悪徳業者が、県内外から数多く集まっているようです。
市内の業者が手一杯なので、騙された人も実際にいるみたいですね。


まさに人の不幸を食い物にする、そんな考えられない人間が、今日も目を光らせて被災地を物色しているなんて、本当に信じたくないです。
ぼくは単純に性善説を信条にしているんです。
こんな時だからこそ、なおさら性善説を信じたかったんですけどね。