せんべい王国

miyajimac2007-03-12

昨日の日曜日、次男と甥っ子・姪っ子の4人で、新潟市まで遊びに行ってきました。
仕事の関係で日曜日に休めるのは月に一度程度なんです。
なので、たまの日曜休みに自宅にいるのが、なんかもったいなくて、予定のない3人を(無理やり)引き連れてのお出かけでした。


あいにくの天候の中、「日本海タワー」や「みなとぴあ(新潟市歴史博物館)」などを鑑賞したあと、「ばかうけ」というお菓子で結構知名度がある「栗山米菓」が直営している「せんべい王国」へ。
Webサイト(http://www.baka.ne.jp/shop/senbe.htm)で事前にチェックしたところ、大した施設ではないと思っていたのですが、駐車場にはたくさんの自家用車が止まっており、大型観光バスも三台止まっていました。
新潟県内にはたくさんの米菓メーカーがあります。その中でも、単に工場見学だけではない、能動的に米菓をアピールしているのは、きっと「せんべい王国」しかないんじゃないかなぁ〜。


写真は、せんべいの手焼き体験をしている姪っ子です。
施設には手焼き体験以外、実演コーナーくらいしかなく、あとはおみやげ(お菓子)の販売がメインです。
「せんべい王国」でしか買えないオリジナル・グッズ(なぜかDENTSU著作権表示………王国を仕掛けたのは電通ということかな?)から近所のスーパーならもっと安く売っていそうな袋入りのお菓子まで、なにかの「おまじない」にかかったように買い漁る観光客でごった返していました。
結局ぼくも、いろいろ併せて4,000円以上散財してしまいましたよ。


さて、ぼくの地元にも「ブルボン」の本社工場があるんです。
その本社周辺は、旬のタレントを駆使しているコマーシャルの華やかさに比べたら、お世辞にも活気があるとは言えず、本当に閑散としています。
「せんべい王国」のように、学んだり体験できる施設を併設したら、町自体の活性化にもつながりますので、なんとか検討してほしいと感じましたね。


企業のアイデンティティをコマーシャル以外の場で直接的に消費者にアピールできる施設、これから食品メーカーに不可欠になるんじゃないかなぁ。
インターネットで、個々で簡単に観光施設を検索できる時代だからこそ、生活に身近な食品メーカーを「楽しみながら」「遊びながら」観光できる施設があったら、意外に出かけたい思っている人が多いと思いますよ。