無駄な存在、ペトロ三木

昨日、日本テレビで放送された『大激論 ジェネジャン スペシャル』を見たんですけど、出演していたペトロ三木、アレはいなくてもいいです。
場を盛り上げるためには、ああいう「天才」の存在も必要なんでしょうが、感情が先立ってしまう薄っぺらい発言の数々に、思わず苦笑しちゃいました。
ま、「限りなくバカに近い天才」という意味で、たくさんの視聴者から名前と顔を覚えてもらえたワケですから、彼にとってもそれなりメリットはあった、かと思います………。ただし、それが計算されていたら………、ですけどね。

とにかく、「学歴社会」にこだわっている彼の執拗な「口撃」、あのパワーの源は、結局「学歴」に寄り添っていないと、しっかり生きることができない「弱さ」の裏返しなのでしょうか………。

彼は東大卒の作家らしいですが、きっと優秀な「学歴」を活かして、この世の物とは思えないほど斬新で素晴らしい、誰もが感動するような文章を書いているでしょうね。

「学歴」の必要性なんて、人によって違いますから、一概にその善し悪しを議論するのは大間違いです。
でも、ペトロのような学歴優先主義の意見を聞いちゃうと、やっぱ首を傾げたくなりますね。
ぼくが「学歴」のない人間(専門学校止まり)だからかも知れませんが、やりたいコトをやるために必要なモノ、なりたいモノになるために必要なコト、それが「学歴」なら、ちょっと淋しいような気もします。
番組の中で真鍋かをりさんが言っていた、「学歴はひとつの武器になる」という意見が、いちばん的を射ていたような気がしますね。
自分がやりたいコトを実現させるための武器として、確かに「学歴」も重要かも知れません。

この番組では、「いじめ」についてのテーマも真剣に取り上げられていましたが、ペトロという無駄な存在のお陰で、とにかく腹立たしい内容になってしまいました。
日テレさん、あれほどの「限りなくバカに近い天才」を、全国エリアの番組に登場させるのはもったいないです。
作家としては一流かも知れませんが、ちょっと毒が強すぎます。
でも、彼のコトを指示する若者も、それなりいるんだろうなぁ〜。ああ、いやだ。