マッハ!!!!!!!!

中学生の長男とふたりで、タイ映画『マッハ!!!!!!!!』を観てきました。
「スタントマンは使いません」と言いながらも、主役のトニー・ジャー自身が今までスタントをしていたんだから、現役のスタントマンが主役に抜擢された映画ですね、これ。

少林サッカー』のような、スカッとするさわやかなエンディングを期待していたのですが、見事に不完全燃焼。
麻薬や売春、賭博、八百長など、扱っている世界観も暗かったし………。

それでも格闘シーンやカーアクションのシーンはさすがに凄かったなぁ。
生身の人間が繰り広げるムエタイの素晴らしさには、これ以上ないインパクトがありました。
でもね、いくら素晴らしいアクションでも、リピートしてスローモーションで見せられると、スピーディな流れが止まっちゃうんです。これって、マイナスですよ。
それに、「CGやワイヤーは使いません」という宣伝コピーがあるけど、その分リアルで、なんか痛々しいんですよねぇ〜。
特に殴られている「敵役」の人たちが、かわいそうに思えてしまう。
血もリアル。

ま、この映画を「面白い」「素晴らしい」と感じている人も多いかと思いますが、ぼくにとってはちょっと不満。特にストーリーがね。
一番印象に残っているシーンは、冒頭の木登り。
あとはどうでもいい。(おっと、言い過ぎ。すみません)

そう言えば主役のトニーくん、ダイエーホークスの井口選手に似ていたなぁ〜。

公開もそろそろ終わるからこんなことを好き勝手に書いていますけど、人それぞれ感じ方が違うということで、ご容赦ください。